宮沢賢治 (小惑星)
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宮沢賢治 5008 Miyazawakenji | |
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仮符号・別名 | 1991 DV |
分類 | 小惑星 |
軌道の種類 | 小惑星帯 (フローラ族) |
発見 | |
発見日 | 1991年2月10日 |
発見者 | 杉江淳 |
軌道要素と性質 元期:2010年1月4日 (JD 2,455,200.5) | |
軌道長半径 (a) | 2.214 AU |
近日点距離 (q) | 2.078 AU |
遠日点距離 (Q) | 2.350 AU |
離心率 (e) | 0.061 |
公転周期 (P) | 3.30 年 |
軌道傾斜角 (i) | 5.27 度 |
近日点引数 (ω) | 42.61 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 142.49 度 |
平均近点角 (M) | 241.28 度 |
物理的性質 | |
スペクトル分類 | S |
絶対等級 (H) | 12.9 |
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宮沢賢治(みやざわけんじ、5008 Miyazawakenji)は、小惑星帯の小惑星。命名は詩人・童話作家の宮沢賢治に由来する。
1991年2月20日、滋賀県のダイニックアストロパーク天究館館員の杉江淳が、同館のシュミットカメラによって発見した。1991DVという仮符号が与えられる[1]。
ダイニックアストロパーク天究館の初代館長・米田康男が宮澤清六と懇意だったことがこの小惑星の運命を大きく変える。宮沢賢治の名を冠した天体が存在しないことを宮澤清六から聞かされた米田は驚き、ダイニックアストロパーク天究館で発見された1991DVに宮沢賢治と命名することを思いつく。賢治生誕100年に当たる1996年、国際天文連合は小惑星5008番をMiyazawakenjiと呼ぶことを正式に承認した[1]。
出典
[編集]- ^ a b 藤井旭『賢治の見た星空』作品社、2001年12月30日、236-237頁。ISBN 4-87893-439-5。